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第5話 盗掘者達の不思議な会話の方法?(5)

 KawasakiZ400FXに騎乗、運転をしている青年と会話をしている御老体の声、台詞は。御タヌキさまから出て放たれている。と、言うよりも?

 この二人?

 Z400FXに跨り運転をしている青年とタヌキの御老体……。

 まあ、タヌキの御老体の方は、彼の容姿を見ればわかる通りで、人では無い者。そう、お化け、幽霊、妖怪、精霊、地霊と、全部ひっくるめて物の怪と今後は呼ぶが。タヌキの御老体は物の怪だから妖力があるのだろうか? 二人……。

 いや、一人一匹は、自身の口を大きく開けて会話をおこなっている訳では無いのだ。

 そう、二人は、自身の脳内で思いを台詞にして。お互いの脳内へと直接話しかけながら会話をおこなっているので。この漆黒の闇に染まった時間城の狭い通路のダンジョン内。KawasakiZ400FXから轟音──。爆音が集合管から放たれ──。声、台詞を消されようが。お互いがこんな感じで和気藹々と会話をおこない続行できるのだ。

 まあ、そんな二人が、自身の脳内で会話をおこないながら探索をする。

 そう、物の怪であるタヌキの御老体が以前持ち去ることが叶わなかった。この世界にただ一つしかない高価な財宝とは、一体何? どんな宝なのだろうか? と、ついついと興味津々に思ってしまうのだ。


 ◇◇◇◇◇

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