現世界最強パーティーから追放された
「お前はこのパーティーの戦力外だ だからこのパーティーを出ていってくれ」
「は?」
俺の名前はストラス 俺は突然、仲間のリーダーから戦力外通告を受けた。
なぜ戦力外通告を受けたのかは自分でも少し察していた。
「なんで、俺が戦力外なんだ!」
「なんでって、お前は回復能力は最強だが、他のステータスは弱すぎるからだ!」
そう、俺は回復能力は最強だが攻撃力、防御力などのステータスはものすごく弱い。だからスライム以外の敵に攻撃されると瀕死状態になってしまう。
「あぁ、やっぱりな 俺でも少し察していたよ」
「察していたなら、さっさとこのパーティーを出ていってくれ 俺らは回復能力と他のステータスも強い奴を探しに行く」
ストラスは下を向き、泣いた。そして悔しがった。
ストラスは住む場所を探しに2日ほど歩き続けた。すると、広い高原に誰も住んでいなさそうな一戸建ての古い家を見つけた。
「おっ! 丁度いい家があるじゃん」
中に入ってみると……
「うわっ 少し汚いな…… でも家具が少し揃ってるし、掃除すればこの家に住めるか」
ストラスは掃除を始めた。掃除していると、机の上に手紙が置いてあるのを見つけた。
その内容は、「この手紙を見 け 者に知 せる 娘に つけろ、でないと、 になってしまう」
手紙の一部はとても汚れていて読めなくなっていた。
「なんだこれ? でも、一応とっておくか」
ストラスは気にせずに掃除の続きをし始めた。
掃除は半日ほどかかった。
「やっと 掃除終わったー」
ストラスは疲れて、近くにあったソファーに寝転びそのまま寝てしまった。
「は! 寝ちゃったか……」
ストラスは決意した。
「もう冒険には出ない! このまま死ぬまでここでスローライフするぞ!」
ストラスはここで色々な人たちに出会い。仲間が増えていくのである。