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まだ死ねない

「それじゃあ出るぞ。後物音したらすぐさま俺を盾にしろ」
「いやしないって」

どっちにしろ俺が前に出るから関係ないか。

「おかしい」
「誰だテメェ」
「もう一人いるから気をつけて」
「もう一人の隠者?」
「蛍の方が気をつけろ。ってかコイツどっちだ?」
「壊れる方」
「蛍絶対油断すんなよ‼︎」
「蛍とにかく退がれ‼︎ 世界 正義 審判」


「あぁ、殺したんだ」
「二人な。後隠れてる奴出てこい。そこに居るんだろ。片方だけに戦わせてるがいつまで見てる気だ? 吸収するの」
「視覚共有ですか。知らない能力ですね」

別のやつの瞳から見えたんだが。多分猫か何かだろ

「蛍全速力で逃げろ。俺も後から追う。」
「大丈夫?」
「テキトーに戦って逃げるだけだ。ソレに触れられない手段もある」
「じゃあ後で」

「なぁ、この島の能力者って女しか居ねぇの?」
「半々だけど?」

男ばっかのとこもあんのか。正直ソッチのが良かった。

「正義に審判。裁きのつもりですか?」
「何裁くんだよ? 俺にそんな事する権利ねぇしむしろ裁かれる側だ」
「じゃあこういうこと?」

反応する前に累の心臓が貫かれそのまま抉り出されかけるが剣で切り、何故かも分からぬまま正義を隠者に変え、猫のぬいぐるみを出すと、そのまま倒れた。

「知ったるよ 審判は心臓を抉り出されると死ぬって事。裁かれるなら仕方ないよね」

倒れた後黒猫のぬいぐるみが手に持っているラッパを吹いた。

「その心臓、置いていってもらっても?」
「燃やすか凍らせてくれる?」
「待てこの野郎‼︎」

「?」

今回ばかりは月を捨てて

「借りるぞ節制‼︎ そして隠者‼︎ そして審判‼︎」
「心臓抉り出した筈なんだけど、あぁその人形 いや死体操る能力って意志 わっかんないや」

節制の鎖一つを節制自身に使い。二つの鎖を隠者、残り二つを審判に使った。

「後はテメェの持ってる心臓だけだ」
「三対一で良いですか?」
「邪魔はしないでね」
「そういえばテメェ言葉変わったな」
「ソレっぽくしてるだけですけど、裁きってやり方間違えてた?」
「合ってるが今裁かれたい訳じゃないんだやり残しが有る」
「よくわかんない」

ーー
愚鈍に無関心難しい 後前週は出せてなくてごめんなさい

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