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「そんな風に言わないでよ~」

「本当だろ。ほら、さっさと食え。
 早く終わらせないと遊べないぞ」

 意地悪な煌君に頬を膨らませる。
でも一緒に遊ぼうと思ってくれたことが嬉しかった。
 私は、笑顔に「うん」と頷いた。

 そして一緒にトランプをして遊んだ。
夕方近くになると洞穴から出て煌君と別れた。
 結界に入り自宅に帰っていく。

「ただいま~」

「お帰りなさい、そろそろご飯の時間ですよ。
その前にお風呂に入って下さい」

「はーい。お風呂~♪」

「手洗いと、うがいも忘れないで下さいね」

「はーい♪」

 私は、バタバタと自分の部屋に向かった。
小学生になったから自分専用の部屋を用意してもらった。もちろん寝る時もそこだ。
 前までは、ルイかシンのどちらかと一緒に寝ていた。

 私は、部屋に入るとランドセルと帽子を置く。
そして着替えを出しているとシンが入ってきた。

「お帰り。カレン今から風呂に入るのか?」

「あ、ただいま~うん。そのつもり」

「なら、丁度いいや。俺も一緒に入るわ」

「えっ……?一緒に入るの!?」

 それは、さすがに困る……。
お風呂を入れてもらったことはあるが、私だけだったし
ルイは、浴衣に着替えて洗ってくれた。

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