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雪とまゆみが(あちゃーもめてるな)と思いながら見ていると、キレてるネルモアはまゆみと目があった。

まゆみはドキッとした

ネルモア

(何を見ておるか、小娘)

まゆみは仕方なくネルモアのところに行くと言う

(あのですねー、この洋服、たしかにいい服なんですけどね、これって、このお店で一番高い服で、かれこれ5ヶ月以上売れない服なんですよ、だから多分これからも売れないと思いますよ、外国人さん)

ネルモアは(なに)と驚きを隠せなかった

この隙をサンジェルマン男爵は見逃さなかった

(ほれ、見たことか、やはりこの服はこの店で一番高い服だったのだ、これでわかったろう、ネルモアよ、ほかの服を選ぶのだ)


ネルモアはサンジェルマン男爵を恨みながら見たが、この洋服が5ヶ月以上も売れていないと思うと、どうしたものかと思案した

すると、雪もネルモアのところに来て言う

(あの、外国人さん、あちらのコーナーにこの洋服じゃあありませんが、いい服がたくさん並んでいますよ、私もその服は売れないと思うので、今日のところはあちらのコーナーの服を見たらどうでしょうか)

と提案した

ネルモアが動揺しているとまゆみは言う

(何でしたら私たちが外国人さんに似合う洋服見ましょうか)

と言う

ネルモアは思わず感謝してしまった

すぐにいけないと思いつつ、とりつくろった

(オーそうですか、あちらによい服があるんですか、じゃあ、お言葉にあまえて、私にあう洋服を見つけるのを手伝ってください)

と言う

サンジェルマン男爵はネルモアに(5千円、5千円までだぞ、ネルモアよと言う
ネルモアは(わかっておる)と言うと、雪とまゆみを連れて最新の洋服の婦人服コーナーへ行った

サンジェルマン男爵は(やれやれ)と思いながらちやっかりと自分に似合う服を探しに行った

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