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しばらくオールバスの声はしなかった。

ミーさんはバスていにつくとそこには他のお客様はいなかった。

一人になると孤独感に襲われた。

バスは15分もたつと来た。

バスに乗って席に座りながらいろいろと考えてみた。

考えるとこんがらがってしまった。

そんなことをしているうちにバスが目的地に着いた。

降りるととぼとぼと駅へ向かう。

切符を改札機に入れて、ホームに行き、ベンチに座った。

寂しくなってくるとオールバスの声がした。

(ミー、もう駅に着いたね、ところでさ、聞きたいんだけど、今はなんの仕事をしていくらとってんの)
と言う。

ミーの寂しいさはオールバスの声で消えた。

やはり自分が辛いときは話し相手が必要なんだなとミーさんは思った。

ミーさんは言う。

(ああっ、仕事ですか、今は派遣で倉庫の検品や、梱包などしてます、給料は1ヶ月、だいたい176000円くらい貰っています)

オールバスはそうなんだと言って、考えた。

ミーさんは続ける

(今の仕事は朝早いです、6時頃には家を出ないと間に合いません、それから帰って、ご飯を食べて、テレビを見て、お風呂入って、疲れて寝ます、この繰り返しですよ)

と言った。

オールバス

(うーん、そうか、生活するのに楽しい変化ないねー、じゃあさー、なんかサークルに入ろうよ、いいかい)

ミー

(いや、サークルはちょっと、私は誰かに出会うとなぜかわからないんですが、すごく緊張しておおあせをかくし、まったく話せなくなってしまうんです、だからサークルは無理ですよ)

と悲痛な声で言う。

オールバス

(あー、これもダメか、そーだ、やっぱり最初は軽く喫茶店にでもいって、お互いの事を話し合おう、コミュニケーション大切だからね、いい)

ミーさん

(あー、喫茶店なら大丈夫です、何よりも安いし、まずはコミュニケーションですね、わかりました、今からいきますか)

オールバス
(よかった、この案は行けるのだね、じやあ、電車乗って降りたら喫茶店いこうよ、よい)

ミーさんは嬉しくて(はい)と言った。

それから電車が来てミーさんは降りる駅まで乗った。

電車から降りると、ミーさんはワクワクしていた。

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