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26話〜自己紹介

 ガルドはマグドの部屋にユリィナとビスカを連れてきた。

 そして、ガルド達はマグドの部屋で話し始めた。

「ふぅ〜ん、なるほど。こんなステキなレディが2人も。あ〜これは失礼、俺の名はマグド。ガルドとは先程この宿屋の食堂で知り合った」

「あら、そうなのですね。私は、ユリィナ=モルグと申します。ガルドとは、ディクス村で知り合い一緒に旅をしています」

(ユリィナ=モルグ。まさか、モルグ家のお嬢様が一緒とはな)

「ん〜……まぁいいか。私はビスカで〜す。それで、ガルドとはこの街で知り合いました。以上です」

「それでなんだが。マグドも一緒に旅をしたいと言ってる。俺は構わねぇんだが、お前達はどう思う?」

「そうね。私は構わないけど。マグド……ん〜何処かで聞いた事のある名前なのだけど?」

「……あーいや、同じ名前は何処にでもあると思うのだが」

「そうですね。こんな所にあの方がいるわけがありませんものね」

「……ふぅ〜ん、なるほどねぇ。ん〜そうだね、私も別にそれで構わないよ」

 そう言うとマグドは不思議そうにビスカを見て、

「ビスカ。先程から気になっているのだが。何故、俺の顔を見て納得してから話しているんだ?」

「ん?あ〜これね。気になったんならごめん。これ癖なんだよねぇ」

(あちゃ〜誤魔化せたかな?つい声に出しちゃったけど。でも、何でこんな所にシェイナルズの王子がいるわけ?ガルドは気付いてないみたいだけど。ん〜ユリィナは、なんとなく気づいてるっぽいな)

「癖とはな。ビスカは愉快な人みたいだ。これは、楽しい旅になりそうだな」

「それはそうと、ギルドに行って登録しねぇとな」

 そう言うとユリィナとビスカはガルドに詰め寄り、目の前に先程のお金を置いた。

「ユリィナにビスカ、使わなかったのか?」

「はあ?ガルド、いきなり怒ってお金渡されても、意味が分からないんだけど!」

「ん〜でも、今なら私はガルドの気持ち少し分かるかなぁ。だけど、やっぱりこのお金は貰えないかなぁ」

 そう言うとガルドは溜息をつき、

「はぁ、そうか。それならそれで構わねぇが。それより、お昼食べたのか?」

「あ〜そういえば、まだだった」

「そうだね。ガルド追いかけてギルド行ってもいなくて、ここに来ればいるんじゃないかと思って来たからなぁ」

「俺とマグドは、さっき、食べたから2人は下で食べて来たらどうだ?」

「ガルドとマグドはどうするの?」

「俺はマグドとここで、話をしてる」

「そっか、じゃユリィナ、食べにいこ〜」

 そう言うとユリィナとビスカは下の食堂に向かった。

 ガルドとマグドはそれを確認すると話し出した。

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