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修行の日

カオルはとうとう修行の日を迎えた。

朝、8時過ぎ、支度をした終えたカオル

ときょうすけ、カオルを守るために居

候しているローレンスバルボアたちは

車に乗り込むと、みさわの家に向かっ

た。

無言であったが10分もするとバルボア

がしやべりだした。

「カオルさん、緊張していますか」

カオルは朝から頭痛がしていた。

緊張が解けないまま朝を迎えていたか

らだ。

カオル

「あー、はい、ちょっと緊張してま

す」と言う。

カオルはこの日が来るのを夢にまで見

るほど嫌だった。

一体どんな修行をするのか想像しただ

けで吐き気がする。

気分が優れないカオルを見てバルボア

は静かに話しかけた。

「カオルさん、今日の修行はみさわさ

んと話し合いました。

今日の修行は精神を集中させる修行に

なります。とりあえず禅をしてもらい

ますよ、なに、最初は簡単なことから

ね」と言った。

カオルは禅の修行をすると聞いて少し

づつ落ち着いてきた。

カオル

「じゃあ、今日の修行はわりかし楽な

んですね、よかった」

バルボアは言う。

「あー、そうね、でも、それが終わっ

たら魔法の使い方について学んでもら

います、いいですか」

カオルは魔法と聞いて自分の力の事だ

と思った。

「魔法って、一体何をするんですか」

バルボア

「なにね、魔法にもいろいろあります

が、今日の魔法は、仏教の魔法ね、よ

ろしいか」

それを聞いたことカオルは嫌な顔をし

ながら聞いた。

「仏教って、般若心経とかのことです

か」

バルボアは笑いながら言う。

「オー、飲み込み早いね、さすが魔界

女王、そのとうり、お経です、よろし

いね」

カオルはお経と聞いて死にたい気持ち

になった。普段、ロックを聴いてるカ

オルがお経を学ぶのは本当に嫌だっ

た。

「バルボアさん、お経って、あのお経

ですよね、あんなの覚えられないよ」

すると、きょうすけはいう。

「カオル、泣き言をいうな、それにお

経に失礼だぞ、修行なんだからちゃん

と覚えろよ」

カオルはおもはず、父親をハンマーで

殴ってやりたくなった。

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