本編の主人公
やがてバスは幼稚園に到着した。
カウカウさんとピースケくんは疲れはてていた。
何故かわからないが、敗北間を感じていた。
ようくんは、機嫌が良くて、ひたすらはしゃいでいた。
みんながそれぞれのクラスに行くと、3人は別れた。
空に輝く太陽は暑く光輝いていたが、何故かカウカウさんは、心が冷たくなっていた。
カウカウさんが竹組のクラスに入ると、いろいろな子供たちが笑顔で遊んでいた。
そして時間になると、クラスの担任の若い人間の先生がドアを開けて明るい顔をしながら入ってきた。
先生
「はーい、みなさーん、おはようごさいまーす」
子供たちは静かになって、おはようごさいまーす、と返した。
先生
「はーい、皆さんの、今日も元気で何よりですねー、ところでー今日は皆さんにお知らせがありまーす」
亀の子供であるカンコンくんは手を上げて質問する。
「先生ーそれは善いことですか、悪いことですかー」
だんだん先生のテンションが上がってきた。
「はーい、カンコンくん、それは非常にいい質問ですねー、今日ねー、皆さんによいお知らせを持ってきましたよー」
と言う。
皆はざわめきだしながらなんだろうとしゃべっていた。
先生は爽やかな笑顔で言う。
「今日はねー、この街に南の島からわざわざ転校してき一人の男の子が、皆さんの新しいお友だちとして来ましたよー、みんなーいいかなー、もうその子はドアの向こうにいるよー、じやー、ドアから入ってきたら皆さん、盛大な拍手出迎えましよーいいかなー」
子供たちはみんな「はーい」と言いました。
先生
「では、入ってきてくださいー」
ドアが開くと、一人の可愛い人間の男の子が恥ずかしながら入ってきた。みんなはやんややんやと盛大な拍手で迎える。
先生
「はーい、では皆さん、静かにしてねーこれから転校生くんが、みなさんに挨拶するよー」
すると子供は騒ぐのをやめて静かになった。
転校生の男の子は緊張しながら言う。
「え~と、僕はパルカナ島からきました、ゆうといいます、よろしく」
そう挨拶するとみんなは優しく楽しく挨拶を返した。
この子供こそ、お宝ハプニング本編の主人公の子供の頃のゆうくんであった。