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昼食

 累と隻腕の男が戦っている時、ニーナとサーレは累について話していた。

 「累と友達になりたいんだけど、趣味とか何か聞いて無い?」
「聞いてない」
「そうだ、サーレは何か聞いてない?」
「友達になろうって言ったら何故かキレられたて負けた」
「今日確か2連敗したんだっけ
咲って名前は出たから、友達に何かされたのかなって思うけど、咲って人の違いってなんだろう」
「咲って女の人の名前だよな、彼女?」
「終わってから聞いてみる」

 そして時は戻り、制止が入った直後、互いに距離を取ってから累は次の相手の事を聞いたが、もう終わりと聞き、模擬戦をした部屋の外へ出た

 アイツ結構強いな、アイツ引き時良かったら腕なんて取られてないだろ


 「あの戦い方はちょっとどうかと思うよ」
「何でお前居んだよ」
「もう終わってるから」
「俺も」
「お前も早いな、お前瞬殺されたんじゃねぇの?」
「少しは食い下がった」
「負けてんじゃねぇか、暇なら後で相手してやる、弱過ぎるのはどうかと思うしな」

 その割には傷なんて無いように見えるな、回復済ます余裕が有ったのか
コイツ1人であの騎士団長擬き倒せるんじゃねぇの
いやソレは言い過ぎか、コイツの実力知らねぇし

 累は二ーナとサーレと共に部屋へ戻り、運ばれてきたモノを食べながら会話した。

 「虫って美味いのか?」
「好き好んで食うモノでは無いな」
「ねぇ。咲ってどんな人?」
「何だよ藪から棒に」
「良いから」
「ほぼ同じ様な境遇なんだろうなって人だ、精神がちょっと不安定だったが、自分一人で生きれる様に、少しでも大丈夫な様に自分なりのサポートはやってたつもりだった、自立する前に死んじまったがな」
「悪い……」
「俺が勝手に喋った事だ、謝らなくていい」

 ソコから空気は重くなり、累が「コレ何処置いとけば良い?ソレとも運ぶのか?」と言うまでは2人は何も質問しなかった。

 「あぁ、後で持っていけば大丈夫だ、俺が持っていっとく」
「悪いな、確か部屋からは出たらダメなんだよな」
「うん駄目」

 後で相手するとは言ったが部屋の中で棒振り回すヤツと戦うとなると正直面倒だな

 「悪い、相手するの無理だ、大丈夫になったら相手をする」
「そうだな、落ち着いたらお願いする」
「そうだ、あの隻腕のヤツが居るが、アレやったの騎士団長擬きだよな。何で腕とられる迄に至ったか分かるか?」
「想像には難くないんだけど、コレばっかりは本人に聞いた方が良いんじゃないかな? 呼ぼうか?」
「じゃあ頼む」



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