社畜騎士がSランク冒険者に拾われてヒモになる話 ~養われながらスローライフ~ (外部サイトで読む

岸本 和葉

王国騎士団に入ってから五年、俺は出世もできずずっと下っ端としてこき使われていた。毎日上司からは嫌がらせを受け、実戦のときは囮にされる。食事の用意から汚物処理まで、雑務はすべて俺の仕事。自分の部屋に帰る機会が少なくなるほど過酷な業務の割に給料も安く、俺は精神的にも肉体的にも限界を迎えていた。そんなある日、俺は軍と同等に戦えるとまで噂されているSランク冒険者に拾われる。彼女には生活力がまったくなく、それを俺に支えてほしいらしい。騎士団の仕事に比べれば億千倍マシな業務に、桁外れの給料。俺は彼女の要求を受け入れ、実質ヒモへと転職することにした。最強の隣はトラブルが絶えないけれど、彼女と共にいればそれも可愛いもんだ。俺は今日も家事をこなす。彼女に喜んでもらうために――――。

  • 重要なフレーズ

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3件

  • user
  • しらたまぜんざい
  • 社畜騎士と冒険者の絡みが面白いです。
    男性主人公で家事小説は珍しくビックリしました。
    書籍版のイラストもかっこよく、可愛いです。
  • 2020年01月20日 16:55
  • user
  • さえ
  • 騎士団の中でのイジメの壮絶さにも心が痛みましたが、誰か一人にでも必要とされる事で救われる様子が読んでいて伝わってきました。
    また家事力の高さに羨ましささえ感じました。
    無性に出てくる料理が食べたくなって、プチ食テロでした。
  • 2020年01月15日 20:16
  • user
  • しらたまぜんざい
  • 騎士や冒険者といったワードからは想像できないまさかの家事小説でビックリしました。最近は専業主夫も増加傾向にありますし、これからさらに注目されるのではないでしょうか。
    書籍のイラストも非常に格好良く、可愛いかったです。
    コミカライズも期待しています。
  • 2020年01月15日 13:07

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