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十色

(といろ)

『第4回テノコン』総合特別賞。『カクヨムWeb小説短編賞2020』佳作。 魂込めて書いています。人生を賭して。

  • あと5センチ

    十色

    高校一年生の宮部大輔はバスケットボール部に所属するシューティングガード。高い跳躍力を持ちながらも、あと五センチ届かないダンクシュートに憧れていた。

    そんな彼を幼い頃から見守ってきた幼馴染である天堂明里は、彼へ恋心を抱いていた。小学生の頃、内気だった自分に優しく声をかけてくれた宮部の存在は、いつしか明里にとってかけがえのないものになっていた。

    高校では宮部と同じバスケ部に入る。マネージャーとして彼を支えるために。そして明里は、宮部があと五センチ高く跳べばダンクが可能だと分析する。しかし彼には中学時代の膝の古傷があり、無理をすれば再発する危険もあった。だからあえて言わなかった。その方法を知っているのに。

    そして練習試合が控えていた。三年生の先輩方にとっての引退試合の調整のために。だが、スターティングメンバーには宮部は選ばれた。尊敬する田西先輩の代わりに。

    やってきた練習試合。宮部のチームは劣勢。そのまま試合時間は残り三秒を迎える。ボールを持っていたのは宮部だった。しかしディフェンダーにピッタリとつかれて得意のスリーポイントは打てず。そしてパスもだせない。

    だが、奇跡が起こる。
    明里の大きな心の叫びが。

    これは『5センチ』が二人を繋ぐ、初恋の恋愛物語。

    0クル

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    時代
    現代
    舞台
    日本
    学校
    主人公の性別
    主人公の年齢
    10代
    主要登場人物の属性
    高校生
    その他の要素
    甘さ控えめ
    じれじれ
    純愛
    溺愛
    偏愛・執着
    スポーツ