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ほの暗い穴の底から“幸せ”をっ! 〜仲間に捨てられた薄幸少女剣士、異世界の少女とダンジョン経営を通して本当の“幸せ”を探す〜
★何も知らない真っ白な少女が、光を知り、世界を知り、幸せを知る物語★
白髪金眼の剣士『ファイ』。幼いころに誘拐されて戦闘の道具として育てられた彼女は、幸せだった。必要としてもらえる。生きていて良いのだと言ってもらえる。それだけで、ファイは心の底から幸せを噛みしめることができた。自身を誘拐した人々でさえ、ファイにとってはかけがえのない“恩人”だった。
しかし、ある時。『エナリア』と呼ばれるダンジョンの中で、彼女はそんな恩人たちと離れ離れになってしまう。
戦闘しか能のない自分は、これからどうなってしまうのか。このままでは、何もできない“人間”に戻ってしまう。そんな彼女の前に現れたのは、エナリアを管理していると名乗る異世界の少女――『ニナ』だった。
彼女は、自身のエナリアを「ウルン人とガルン人の両方が幸せになれる場所にしたい」と夢を語り、その夢にファイを巻き込もうとしてくる。
本来、両者は狩る・狩られるの関係であり、共存など不可能だ。
しかし、ウルンで最強の証である白髪のファイと、能力を持たない最弱種――人間族でありながら最難関のエナリアの経営を任されているニナ。そして、2人を支える個性豊かな従業員(メイド)たち。
彼女たちの力が良い感じにまとまりさえすれば、夢物語も現実になる……かもしれなかった。45クル
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チート妖精連れのコミュ障ゲーマー、陰キャオタクとパーティを組む
「トトリがボスに1人で挑む。それに協力するのは良いんだけど……」
「み、みみみ、見てて、ね、斥候さん。え、えいっ」
(スカッ)
「と、とりゃぁっ!」
(スカッ)
「ふんぬらば、っとと、んぎゃっ!?」
(スカッ、からのペチッ)
「スライム相手にコレ……。うん、ごめん。やっぱり無理。帰ろう、フィー」
「(こくり)」
こうしてコミュ障少年と陰キャ少女がパーティを組む未来は途絶える……はずだった――。
●あらすじ
フルダイブ型VRMMORPG『アンリアル』。政府と大手ゲーム会社が結託して作り上げたそのゲームでは、強固な信頼のもと、ゲーム内のお金を現実に還元することができるシステムが用いられていた。
ゲームで稼いだお金が、現実でも使えるようになる。楽しみながら稼ぐことができる。それは、暇を持て余した人々にとって、ひどく魅力的な文言だった。こうしてフルダイブ型VRMMORPG『アンリアル』は、リリースから1年で国内ユーザー数3,000万人を突破。人々の生活の一部になろうとしていた。
この物語は、熾烈な受験戦争を終えた主人公小鳥遊 好(たかなし こう)が半年ぶりにアンリアルにログインしたところから始まる。
彼は、無口で気難しい(でも、あざと可愛い)銀髪ロリのサポート妖精AI『フィー』を連れて適当にダンジョン(現行の最高難易度)に挑み、肩慣らしをすることに。
しかし、その最中、なんともマヌケな悲鳴を聞くことになる。トラブルの原因にもなりかねないため無視をしようとした主人公だったが、悲鳴の中には、ゲーマーであれば誰もが聞き逃せない単語が混じっていて――。
太った黒猫『にゃむさん』によって結ばれる「ゲーム」と「現実」、2つの世界。果たしてコミュ障ゲーマーの主人公は、いかにして陰キャオタク少女とパーティを組むことになったのか。青春、恋愛そっちのけでVRMMORPGに興じる若者たちの姿、ぜひ、お楽しみ下さい!0クル
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★グルメ&冒険&モフモフ&殺し…。なんでもありの、のんびり異世界旅情!★
「じゃあメイドさん。私について来てくれないかしら? こう見えて何もできないし、何も知らないの」
「かしこまりました。まずは人に物を頼むときの言葉遣いと態度からお教えします♪」
「(ポトトに)あなたも。私達の頼れる足になってくれないかしら?」
『クルッ!』
「『嫌よ!』だそうです♪」
「……どうしよう、不安しかないわ」
森で目覚めた、記憶の無いホムンクルスの少女。自身の名前も、どうしてここにいるかもわからない。それでもなぜか、この世界の知識だけはあった。そんな彼女が出会ったのは『ポトト』と、美しくも血生臭いホムンクルスの少女『メイドさん』。
頼れる仲間とともにのんびりと歩む異世界の旅。繰り返す出会いと別れの中、死神と呼ばれるようになる少女は“命”を知っていく。1クル
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