三上エル

(ミカミエル)

  • 緋色の王様

    三上エル

     異世界ファンタジー×サイコホラー=……?
     本当の願いを見失うことなく、願い続けろ。

     今夜も赤い月の下、緋色の王様は貧民街の子供を拾う。子供たちに慕われる優しいはずの王様には、誰も知らない秘密があった。神聖な教会に身寄りのない子供達を匿って、神を讃える賛美歌を歌いながら、彼は冒涜的な願いを抱いて世界を赤に染めるのだった。

     貧民街で暮らす17歳の元貴族、ベルモンド(ベル)は、ある日縄張りの中で瀕死の少年を見つける。真っ赤な血に染まって生き絶えた少年が最期に遺した「緋色の王様を止めて」という言葉を無視出来ず、「緋色の王様」という存在について調べ始めたベル。同じく元貴族だが貧民街に追いやられた相棒、ソルと共にいつも自分を助けてくれる情報屋のニックを訪ねるが、彼はいつもと違う様子で「緋色の王様には関わるな」と言うばかり。

     一方、貧民街と城壁を隔てた裕福な人々の暮らす王都では、貴人の死に国中が喪に服していた。重要な葬儀の間、自分に向いた護衛の目をすり抜けて、姫君・ランは幼馴染の貴族・ブラッディと共に貧民街へ忍び込む。幼い頃いつも一緒だったベルとソルを連れ戻すため一念発起したランだったが、同じ目的でついて来たと思い込んでいたブラッディには別の目的があった。

     別の目的を抱いて貧民街を彷徨う彼らは、やがて運命の導きの元に再会する。感動的なはずのその再会は、「緋色の王様」を巡る最悪のシナリオの幕開けだった。

    《魔法とは、『願いを叶える力』
     人の強い願いが『魔法』となる
     人が魂の全てを捧げるほどになにかを願う時、特別な魔法が使えるようになる
     その魔法は強力だが、同時に大きな代償を伴う》

     「緋色の王様」の願いの果てに作り上げられたバッドエンドを、彼らは覆すことができるのか。「本当の願い」を巡る少年少女の戦いが、打ち捨てられた貧民街で始まろうとしていた。

    この作品はカクヨムで先行公開している他、各小説投稿サイトでも投稿しています。
    カクヨム版URL: https://kakuyomu.jp/works/1177354054889533752

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    その他の要素
    剣・魔法
    チートなし
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    ダーク
    暴力・流血描写あり
    レイティング
    R15