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カイル・グライシアは魔導貴族グライシア家の嫡男だった。
しかしカイルは一切の魔術系スキルを授からなかった上、十六歳になっても魔力はゼロ。
「魔力0のお前は我が家の恥だ!」と言われたカイルは実家から追い出されてしまった。
けれどカイルの家族も屋敷の使用人も知らなかった。
早くに亡くなった東洋出身の母の遺伝で、カイルが操れるのは生物に宿る魔力ではなく自然エネルギーの妖力で、その実力は王国有数のS級冒険者以上のものだったことを。
魔力至上主義の貴族社会に嫌気がさしていたカイルは追放を機に、自由に生きられる冒険者へと転向する。
これは最強の妖力使いカイルが冒険者として名を馳せる物語。0クル
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少女のように愛らしい弟は『魔獣』の封じ手。
そのため、人知れず地下神殿に幽閉されていた。
ふとした出来事で『弟』が存在する事を知った少年王子は、弟を助け出そうと動きだす。
しかし、解放されたのは、優しく愛らしい『弟』なのか、恐ろしい『魔獣』なのか。
基本、純粋なる兄弟愛ですが、兄は弟溺愛。弟はヤンデレ属性。
兄バカ溺愛コメディーは多いですが、BLと言うほどではないかも。
『ほのぼの』のふりした 『ダークファンタジー』です。
大丈夫な方のみどうぞ。
★は結城のイラスト、☆は頂いたイラストがページ内に入っています。0クル
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簡単なあらすじ
新婚旅行中の大好きなお兄ちゃんの代わりに海辺の僻地ギルドに派遣された少年魔法剣士が凶悪なお魚さんモンスターを倒しつつ美味しいごはんにしてもぐもぐするお話。
◇◇◇
※全編通して飯テロにご注意ください。ほんとご注意ください
◇◇◇
お兄ちゃん大好きっ子なルシウス君は14歳。
おうちは魔法の大家でルシウス君も魔法剣士だった。
可愛い弟くんが兄を慕う姿に周りはほっこりしていたが、お兄ちゃん中心に世界を回しているルシウス君はちょっとアレな感じで心配しかない。
お兄ちゃんが結婚してようやくブラコン卒業かと周囲がホッとする中、兄夫婦の新婚旅行にくっついて行こうとしたルシウス君にパパがついに切れた。
「いい加減、兄離れせんかーい!!!」
「なんでそんな酷いこというの!? 父様なんてハゲてしまえばいい!」
「残念、うちはハゲ家系ではない!」
こんな面倒くさい弟が家にいては、ようやく結婚できたお兄ちゃんが新婚早々、離婚の危機である。
非モテで奥手なのに、頑張ってお見合いを繰り返してやっと見つけたお嫁さんを逃してはならない。
これは、ちょっとはお兄ちゃん以外にも目を向けなさいと強制的に旅に出されたルシウス君が冒険者となり、お兄ちゃんに会いたい・おうちかえりたいと泣きながらもシーフードモンスターたちを狩りまくって人助けや飯テロしながら最強伝説を作っていく物語。
ビフォー魔法剣士、ネクスト……?
◇◇◇
※続編は「ユキレラ」へ。
※大人になったルシウス君が見れるのは「王弟カズンの冒険前夜(後半の魔王編から)」「聖女投稿(第二章から)」へどうぞ。
※更に幼い8歳児ルシウス君の登場する「夢見の女王」もよろしくお願いします!
6クル
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伯爵家の3男に生まれ、幼少期より病弱だったためにベッドの上で過ごすことの多かった少年レオポルド(通称レオ)。その姿は弱々しく、父や腹違いの兄たちからは役に立たない存在として疎ましく思われていた。成人を機に家から追い出されると思っていたレオへ、父からある領地を与えられることを告げられた。与えられたのは深い森に包まれ、多くの魔物が蔓延ると言われている場所。とても人の住めないような地を与えられ、レオは仕方なくその地へと足を運んだ。噂通りの危険な地でレオは1人生活を始めるのだった。
※他サイトにも投稿しています。
※書籍化に伴い、タイトルを【元病弱少年の領地開拓】から変更しました。0クル
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ここはお茶専門店「茶店」。国際ランクの探求者である五十代と思わしきナイスミドルなマスターの経営する、小さな店。
取り扱う茶は「茶」とつくものなら何でも。
店内でまったり寛げる喫茶スペースはあるものの、イート系メニューは一切ない。
常連たちはそこに食べ物を持って集まる。
ここには日本各地と言わず、世界から茶を求めてやってくる人たちがいる。そんな人たちの話を聞いたりしながらその人にあったお茶を出していく。
新しい茶や、好みの茶を求めるもの。主の依頼で茶を取り寄せるもの。己が料理店で出す茶を仕入れるもの。そして「探求者」と呼ばれる者たちも集う。
そこで数多の話を手に入れ、明日の糧にする。
そして今日も風変わりな客と常連客がやって来るのだ。
そんな茶店。マスターは「茶」は「薬」と称し、時折ポーションを作る。
「茶師のポーション」探求者編。お茶と探求で4:6くらいになりそうです。
0クル
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とある国のマリーボローという町に、かの有名な物語の「メアリーポピンズ」にそっくりな銅像がある。ここには、知る人ぞ知るメアリーの双子の姉さんエミリーが、その昔にやっていたメリーズショップというカフェがある。しあわせなピンク色を基調にした、地元の人にも観光客にも愛されるカフェだ。そこは、今は病気がちな孫とその子供のルークとナオミでやっている。しかし、このカフェには秘密があった。すでにこの世にいないエミリーおばあさんが、あちらの世界から銅像を通して、お供のタカの柄の傘を連れて抜け出てきて、毎夜カフェのお菓子や仕込みをしにくるのだ。また、いつもカフェの皆のことを心配しているエミリーは、個々の心のケア―をしていく。竜巻によって親を亡くしひとりぼっちになってしまった少女、友達とどう接していいのかが不安な人見知りのナオミ、ルークの同級生の進路や恋愛の悩み、ルークが敬遠している家出をしていった父親のことなど、様々な困難な問題に一緒に立ち向かう。そして最後に、エミリーは父親と再会したルークとナオミを乗せて、帰り道の大きな川でこぐボートの上で「夜明けのうた」を熱唱するのだ。
0クル
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