義姉の言いなりとなる貴方など要りません (外部サイトで読む

かずき りり

今日も約束を反故される。
……約束の時間を過ぎてから。
侍女の怒りに私の怒りが収まる日々を過ごしている。

貴族の結婚なんて、所詮は政略で。
家同士を繋げる、ただの契約結婚に過ぎない。


なのに……
何もかも義姉優先。
挙句、式や私の部屋も義姉の言いなりで、義姉の望むまま。

挙句の果て、侯爵家なのだから。
そっちは子爵家なのだからと見下される始末。

そんな相手に信用や信頼が生まれるわけもなく、ただ先行きに不安しかないのだけれど……。

更に、バージンロードを義姉に歩かせろだ!?
流石にそこはお断りしますけど!?



もう、付き合いきれない。
けれど、婚約白紙を今更出来ない……
なら、新たに契約を結びましょうか。
義理や人情がないのであれば、こちらは情けをかけません。

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