チート妖精連れのコミュ障ゲーマー、陰キャオタクとパーティを組む (外部サイトで読む

misaka

「トトリがボスに1人で挑む。それに協力するのは良いんだけど……」
「み、みみみ、見てて、ね、斥候さん。え、えいっ」
(スカッ)
「と、とりゃぁっ!」
(スカッ)
「ふんぬらば、っとと、んぎゃっ!?」
(スカッ、からのペチッ)
「スライム相手にコレ……。うん、ごめん。やっぱり無理。帰ろう、フィー」
「(こくり)」

 こうしてコミュ障少年と陰キャ少女がパーティを組む未来は途絶える……はずだった――。



●あらすじ

 フルダイブ型VRMMORPG『アンリアル』。政府と大手ゲーム会社が結託して作り上げたそのゲームでは、強固な信頼のもと、ゲーム内のお金を現実に還元することができるシステムが用いられていた。

 ゲームで稼いだお金が、現実でも使えるようになる。楽しみながら稼ぐことができる。それは、暇を持て余した人々にとって、ひどく魅力的な文言だった。こうしてフルダイブ型VRMMORPG『アンリアル』は、リリースから1年で国内ユーザー数3,000万人を突破。人々の生活の一部になろうとしていた。

 この物語は、熾烈な受験戦争を終えた主人公小鳥遊 好(たかなし こう)が半年ぶりにアンリアルにログインしたところから始まる。

 彼は、無口で気難しい(でも、あざと可愛い)銀髪ロリのサポート妖精AI『フィー』を連れて適当にダンジョン(現行の最高難易度)に挑み、肩慣らしをすることに。

 しかし、その最中、なんともマヌケな悲鳴を聞くことになる。トラブルの原因にもなりかねないため無視をしようとした主人公だったが、悲鳴の中には、ゲーマーであれば誰もが聞き逃せない単語が混じっていて――。

 太った黒猫『にゃむさん』によって結ばれる「ゲーム」と「現実」、2つの世界。果たしてコミュ障ゲーマーの主人公は、いかにして陰キャオタク少女とパーティを組むことになったのか。青春、恋愛そっちのけでVRMMORPGに興じる若者たちの姿、ぜひ、お楽しみ下さい!

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