オタクな俺が異世界に転移したのは良いけどそこは戦時中でした。~そんなとこで無双できる筈もなく~ (外部サイトで読む

ぬまぞう

2017年春――。16歳の少年、浦島小太郎は鬱屈とした高校生活を送っていた。クラスメイトからは馬鹿にされ、親からは見放されていた。そんなダメ人間な彼の拠り所は、美少女が沢山出てくるアニメとファンタジー小説だ。何者にもなれない彼は、何かを成そうとしてクラスの女生徒に悪戯しようと思いつき、実行に移そうとするが歩道橋の階段から足を滑らせ意識不明の重体に陥ってしまう。
目が覚めると其処は、世界が東と西に分断され100年以上戦争状態にある未来だった。その世界、彼は顔に傷のある軍人少女・オトヒメと出会い戦争に巻き込まれて行く。
自分もライトノベルの主人公になれる!と意気込んでは見たけれど、現世でもなんの取柄もなく誰かを妬み、嫉むことでしか自分を見出す方法が無い彼には当然上手く行く筈もなく、日々葛藤し、世界の不条理を噛み締める事になる――。
国の為に消費される軍人達。西の人間を憎悪するオトヒメ。世界は着々と滅ぶ準備をしていた。
戦火渦巻く未来で、ただただ傍観する少年と人間を憎む事で精神を保ってきた少女の行き着く先は、神様だけが知っている。

※当作品は残酷な描写が御座いますので、ご注意下さい。

  • 重要なフレーズ

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