バナー画像 お気に入り登録 応援する

文字の大きさ

6話 合コン

 合コン当日になった。学生同士なので3時からの開始だった。今日は勝己も、最近は、女性の服にもなれ、喋り方も立派にマスターしていた。

「こんにちは。女性陣4人で〜す。」
「きたね〜。いや、美女ばかりだ。大学1年生だし。今日は上がるね!」
「いえいえ、どう座ればいいでしょうか?」
「あなたは、こちら。あなたは、こちら。こんな感じかな。」
「私たち、未成年ですから、お酒は飲まないですよ。」
「冷たいな。少しだったらいいよね。なれてきたら、考えてみて。」

 合コンが始まった。
[なんか、こいつ、俺の胸ばかり見てるな。こんなに男って、女性の体を見ているのかな。まあ、笑顔で、そうですね、そうですねと言っておけばいいんだろう。そうすれば、時間が終わって、帰れる。]

 そんな形で始まったが、勝己は、横からヨイショされて、まんざらではない気分になっていた。
「彩さんって、綺麗だし、スタイルもいいし、男性からいっぱい声かけられるんでしょう。こんな素敵な人っていないよね。」
「そんなことないですって。でも、そう言ってくれると、嬉しいです。」
「いや、そうだと思う。まず、飲んで。いつも、休日とか何しているの?」
「何かな。気づいてみると何もしてない。あはは。」
「そりゃ、もったいない。彩さんは、誰もが認める美人なんだから、外に出る義務があるよ。そうだ、これは憲法に定められた義務だ。なんて。」
「そんな、いい過ぎですよ。」
「いや、こんな美人、自分の彼女とか言って、周りに紹介したいな。どう?」

 こんなことをずっと言われ、お酒も飲まされて、勝己はなんとなく、よく分からなくなってきていた。そして、体が熱って、なんか、横の男性がカッコよく見えてきた。

[なんか、私のももをさすってくれないかな。あそこがむらむらする。まず、腰をくっつけて。酔ったふりして、腕組んで胸を押しつければ、少し興味持ってくれる? あれ、なんか、横の男性、カッコいいじゃん。こんな男性に抱かれたいな。あれ、俺って男性なんだよな。でも、横の男性が素敵に見える。なんか濡れてきちゃった。あれ。]

少し、時間も経ち、彩も酔いが回ってきた。

[やっと、私のスカートに手を入れてきた。そうか、スカートって、いつでも外から入れるんだ。そう、もう少し、上にきて。パンツまで、もう少し。でも、ちょっと、足くんだりして、焦らしてみよう。このスリルたまらない。でも、ここじゃ、ここまでかな。友達から、男ぐせが悪いのは本当だって言われちゃうし。]

「あの子、もう持ってけるね。俺と2人でこの後、別れるから。お前たちはどうする。」
「みんな目星はついた。じゃあ、バイバイね。」

 彩は、いつの間にか、タクシーに乗っていた。それから30分ぐらい経った頃、彩の酔いも覚めてきた。時間をみると7時。
「あれ、ここどこですか? みんなは?」
「大丈夫。これから、僕とカラオケをするんだ。」
「そうなんですね。でも、ベットの上? あれ?」

 いきなり、男性が上に乗ってきた。彩ちゃん、かわいいねと言いながらキスをしてきた。
[あれ、なんか気持ちいい。抱きしめてていう感じ。彼の胸元とか、なんか憧れちゃう。どうして。でも、筋肉もすごくて、かっこいい。そう、そのがっしりとした体で抱いて。ぎゅっと私を壊して。あれ。乳首を揉んできた、だめ。いや、もっとやって。だめ、これ以上やったら、私、止められない。あれ、あそこ舐め始めた。いや、いや、感じちゃう。だめ。恥ずかしい。あそこ、ぐちょぐちょだし、くちゃくちゃ音している。]
「もう、我慢できない。お願いだから入れて。」
「わかった。燃えるな。」

[これまでおもちゃとかでやってきたけど、男の人のあそこって、こんなに気持ちいいんだ。固くてあったかい。そして、なんか敏感なところに当たって、その時に声が出ちゃう。でも、体だけじゃなくて、この人好きって、どうして思っているんだろう。この人に抱きしめられたいという気持ちが抑えられない。この硬い体、なんかとっても魅力的。もっと来て、やめないで。私は、あなたのものだから。]

 二人は落ち着いてから、彼は彩の顔の上に自分の棒を持ってきて、お願いを1つしてきた。
「彩ちゃん、お願いが1つあるんだけど、僕のここ口でやって。」
[おいおい、それはちょっと無理だろう。]
「それはちょっと。」
「彩ちゃんはうぶだね。でも、慣れるって。最初だけ、ちょっと気になるだけだよ。」

 そう言って、彼は、口に入れてきた。
[男性のここは、こうやって、ここを刺激すると気持ちいいだよな]
「あ、」
[え、なんか口の中、ねばねばしたもので、いっぱいになっている。ティッシュはどこ。気持ち悪い。」
「彩ちゃん、寂しいな。そんなに驚かないでよ。飲んでほしいな。でも最初だから仕方がないか。でも、気持ちよかった。」

 彼は、いきなり立ち上がり、帰ろうとした。
「さあ、9時になったし、帰ろっか。女性大の寮って門限もあるんだろう。」

[まだ帰らないで、私を、ずっと抱きしめていて。この時間がずっと続けばいいのに。ずっと、抱きしめていて欲しい。なんか安心する。]
「もう帰るの? 寂しいな。でも、門限もあるし、また会ってくれる?」
「そうだね。今度、連絡するよ。LINE教えて。」
「わかった。」

 でも、それ以降、数日経っても、彼からの連絡はなかった。また、彩は、体の変化を感じていた。最近、女性を見ても全く興奮しないのに、ついつい男性に目が行ってしまい、背中がかっこいいとか、胸板がかっこいいとか、抱かれたいとか、そんなことばかり考えるような毎日となっていた。

しおり