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第1話 入学式

──ここは、学園都市『アース』。
何千もの学園が集まって出来ている最大規模の学園都市。
この学園都市アースでの自治は全て、それぞれの自治区にいる生徒に任せられており、およそ人口の半分以上が生徒で構成されている。
そして、言葉通り学園都市はいくつもあり全てを説明していたら切りがないので、学園都市アースでの五つのマンモス校を紹介しようと思う。


まず最初に『フィフティースター総合学園』、または略称で『フィフスタ』とも呼ばれている。
この学園は学園都市アースのマンモス校の中でも群を抜いて生徒数が多い。そして、技術力は後に紹介する『ブレーツェル学園』と同じくらい最先端を行っている。また、暴動がなかなかに多いため、風紀委員会が主に武力鎮圧をしている。

余談だけど、カロリーが高いファストフードが沢山あって手当たり次第食べていたら、
最近ちょっと太っ……、ってそんなことはいいの!

|兎に角《とにかく》美味しいものが沢山あるの!

次に紹介するのは『スターダスト学園』、
この学園は北の方向に位置する学園なため雪が年中よく降るの。

三つ目に紹介するのは『中華学園』、
この学園は名前の通り主に中華料理が得意な生徒が多くて、学園祭では多くの生徒がお店を出して沢山の人たちが食べに来て賑わうんだって!
また『カンフー?』って言う武術が有るらしいんだけど、私もやってみたいなぁ~ っと話がずれたね。

そして、先ほどフィフティースター学園で紹介した 『ブレーツェル学園』、この学園の技術力はフィフティースター総合学園と同等であり、学園の名前のブレーツェルは巷では人気の食べ物となっている。

最後に『日の丸帝国学園』、この学園は歴史が古く、なんと三千年前からある由緒正しい学園
で他の四つの学園が出来る前から存在してる。
そのため、最古の学園とも呼ばれている。

少し話が長くなっちゃったわね。そこはごめんね。

 あっ、そうそう自己紹介が遅れたわね。
私は、サクラ。そして隣でクレープを食べながら、元気よく話しかけてくる子が私の幼なじみのキク。因みに私は食パンを食べながらキクと話している。
私たちは、日の丸帝国学園の入学式があるため
学校に向かって歩いていた。

「ドカアアァァァァン!」

突如、物凄く大きな爆発音が鳴り響く。
「な、何?!」
「ば、爆発?!」
二人は何が起きたのか分からなかった。
「あ、あれ!」
キクは爆発して煙が立ち上る方を指差した。
すると、煙の中から五人のヤンキーが出てきた。
「いやぁ~、この戦車マジでやべぇわ~」
「マジで威力パネェっすね!」
「こ、こんなことして大丈夫?」
戦車の中で三人のヤンキーが話していた。
「こら二人とも、はしゃぎすぎない!」
「そうだよ~、まだ次のとこに行かないと行けないんだから」
はしゃいでいる二人のヤンキーに対して、二人はそう言うとすぐに大人しくなった。
「は……はい……」
「すみません……」
その様子を見た私たちは、すぐに携帯していた銃を取り出した。
「キク、あのリーダー格の二人を相手にするから、あの戦車任せた!」
「うん、分かったよ!」
二人は、ヤンキーたちを止めるために走り出した──

これから不定期に上げていくので誤字脱字、
表現がおかしい、感想等よろしくお願いします。

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